ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

僕の教え子が急成長している話と成績アップの秘訣

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さて今日は僕が1年前からボランティアで数学を教えている高校1年生の T くんが急激に成績を上げている話と、それから成績アップをするための秘訣、そして Skype への移行を考えている話を書きます。

 

 T 君は今年の初め頃は学校でもかなり苦戦をしていましたが、先日あったベネッセの全国模擬試験で偏差値70越えの成績を叩き出したようです。

↓【前回】Tくん家族との食事

datsutokio.hatenablog.com

 

もともと数学がかなり苦手だったのですが、ここに来てぐんぐんと成績をあげています。

継続は力なり

僕の貢献も少しはあるかもしれませんが、本人が毎日コツコツと自力で勉強しているようで、やはり継続が一番成績アップには効くんだと改めて感じます。

 

自分も京大受験をした時には、1週間休み無しで毎日12時間勉強していました。

それこそ電車に乗っている間も単語帳を見たりずっと勉強をしていました。

 

自分も普段塾で勉強を教えていますが、一週間に1回とか2回塾で勉強を教えてもらうだけでは成績はまずアップしません。

その勉強を教えてもらったことをきっかけに自分できちんと復習をして定着させることが成績アップには不可欠だと思います。

さて、 T 君は期末テストも終わっているのですが今回は冬の宿題に向けて、自分の弱点を克服したいというオーダーでした。

テーマは二次関数で、問題集は1から4までの難易度があるようですが、その一番難しい難易度のところを教えてほしいということでした。

 

いつもあらかじめ分からない所は写真を送っておくように言っているのですが、毎回送ってもらえず僕はその場で問題を聞かれるという状況になります。

 

さすがに15年以上ブランクがあるのに、県内有数の進学校で配られている問題集の一番難しい問題をいきなり教えろというのはさすがに無理があるでしょう、Tくんよ。



 T 君はその辺は心得ていてきちんと解答も持ってきてくれます。

自信が何も自力でその問題を解ける必要はなくて、僕はその問題をどういう考え方をすれば解けるようになるかが求められています。

 

なので、 T 君にその問題をやってもらっている間、僕はいきなり解答を読み込み始めることにしていますw

「じゃ解答をみまーす」

15年のブランクがあっても、答えを見れば分からないことはほとんどありません。

その答えを理解した上で、 T くんの解いている様子を観察します。

 

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そこで僕はびっくりしてしまいました。

 T 君の各回答の内容が前回に比べてかなり構造も内容もしっかりしていたからです。

 

以前は回答に行き着くまでの途中の過程はめちゃくちゃ雑だったのですが、今回はかなり論理構造がしっかりかけていて、これは頭の中も比較的整理できてきているという証拠だと僕は思いました。



とにかく彼の成長ぶりに僕はびっくりしました。

実際偏差値が70を超えているのも決してまぐれではないだろうなと思いました。

 

さて 十分にレベルが上がって生きていることをが確認できたので僕もその問題の個別の解き方ではなく、もう少し抽象度を上げた問題の取り組み方について教えました。

 

数学は100問あれば100通りの解き方がありますが、抽象的にその問題を分類できればその分類の数だけ覚えるパターンを減らすことができます。

 

これをやるには一定程度の地頭と基礎ができてないと厳しいのですが、今回の T 君の様子から向こうはそれが可能だと判断しました。

 

実際にぼんやりとですが中身にはついてきているように思います。



そのやり方を使っていくつか問題を実際に取り組んでもらいました。

いきなりはさすがにできませんでしたがこういうやり方を繰り返すことによってますます実力が上がっていくことを期待します。

成績アップの秘訣

さてここから T 君の例と自分の過去を踏まえて勉強ができるようになるための秘訣について書いてみます。

 

自分が勉強できると思える状態になれば勝ち

まず、僕が普段行っている塾の生徒は中堅どころの高校生が多いのですが、そう言ったところの生徒の場合はなかなか全国模試を受けてもちゅうくらいの成績になることが多くそうすると自分が勉強できるんだという風にはなかなか思えないと思います。

 

誰しもやはり自分の実力が平凡だと思っている中ではなかなか高いモチベーションを持って取り組むことが難しいものだと思います。

 

それがひとたび自分が人よりできると思ったら頑張れる人は多いと思います。

実際に T 君も最初は学校の中でも並の成績だったようですが今はかなり上位に入っており全国レベルで見ても相当な上位にいるわけです。

 

こうなると本人も誰にも何も言われなくてもバリバリ勉強するようになりました。

僕が最近読んでいる育児の本でもよく出てきますが、子供が自発的に取り組むようになるには何と言っても本人の自己肯定感が大事だという話がここでも確認できます。




ただしこの人よりもできるという状態に持っていくのが一番大変なわけです。

 

僕も京大に通っていた時代に、ほとんど勉強もせず楽勝で京大に現役合格するような人も少なからず周りにいました

中には数学オリンピックで賞を取ったりした人もいましたが、そういう人に限ってほとんど勉強をしてこなかったりしています。

 

そういう人もいなくはないんですが、相当なレアケースです。

大抵は鬼のような努力をしないと、難関大には合格するのは難しいと思います。

 

しかし逆に言えばそこまでベースの力で差がついていないので、

努力の仕方によって相当上位に食い込むことは可能ともいえる

わけです。

 

上にも書きましたが勉強の実力 up にはコツコツと継続して勉強することが不可欠です。

しかしダメな方法を何時間やったとしてもほとんど意味はありません

 

きちんとした指導を受けて道標を立てて それに向かってコツコツやるというのが何より必要です。

 

僕が住んでいた関西だと大阪に行けばこういった指導をしてくれる先生はものすごい数いたのですが、今住んでいる地方都市だとそういう講義はなかなか受けられないのが実情です。

僕も何かそういう生徒に対して価値を提供していけたらと考えています。

 

skype講義への移行実験開始!

さて T 君に対しても僕はしばらく妻の里帰り出産についていくので実際に会って勉強を教えるのが難しくなってきます。

そこで Skype を使ったオンラインの家庭教師をやってみようということで現在準備中です。

 

僕は Mac のパソコンを使っているのですがそれにペンタブレットを取り付けて、 Skype をつなげばこちらのパソコン画面を黒板代わりに勉強を教えることができます。

 

今接続確認は終えまして後は実際に勉強を教えるのにトライする段階です。

 

僕は今絶賛オンライン家庭教師のサイトをこっそり見まくってどういうふうなやり方をしているのか研究しています。

k-circlenet.com

 

本番は今月中に一度 T くんとやってみたいと思います。

 

おまけ

あと、家の掃除をしていたら高校生のときの勉強ノートがなぜか出てきました。

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めちゃくちゃキレイな字で自分でもビビりました。
今は自分でも読めないような文字しか書けないんですけど・・

仕事でも自分の書いたメモを人になんて書いてあるか聞いてたり・・

 

さて今月も折り返しとなり、今年の仕事もあと2週間となりました。

今年は雪が降らないといいな〜