【兼業8日目】塾を辞めます
今日は塾講師を今月いっぱいで辞める話と、兼業8日目の様子について書きます。
↓バックナンバー
さてしばらく続けてきた塾の講師ですが、今月いっぱいで辞めることとなりました。
理由としては来月から本業が育児休業に入るに伴い、制度として副業もできないからです。
育児休業中は育児をメインとしながらも、不定期に勉強を教えることができればいいなと思っていたりもしたのですが、 育児に専念することにします。
個人的にはこの塾の仕事はようやく楽しくなってきて、やっとこれからというところではありましたが、また育児休業明けにチャンスがあればチャレンジしたいと考えています。
また今回の兼業チャレンジがひと区切りつきましたら、全てをまとめたレビューを記事にする予定でおります。
おそらく年明けにはなると思いますがまた見ていただけると幸いです。
さて昨日は8日目の塾講師の日でした。
塾の人手もかなり今は足りていないようで、最初は他の講師につきながら見て学ぶという話だったのですが、特に前置きもなく知らない間にデビューしているのでした。
昨日はいつも教えている高校1年生の数学に加えて、高校受験を控えている中学3年生の英語を同時に見るという日でした。
学年も違えば教科も違うということで、 これまた新しいチャレンジとなりました。
特にこういう状況の場合は同時に同じ教科を教えるということが不可能なので、片方に教えている間に片方には演習をしてもらうと言うことを交互にしていく必要があります。
従ってこれから自分が解説するのに必要な時間と、片方の演習の時間を合わせていかないとどちらかが待ちぼうけを喰らってしまう状態になるので、その時間の見極めが非常に重要になります。
まあこの辺りのタイムマネージメントについては自分の本業の方でも嫌というほどあることなのでぶっちゃけなんとかなってます。
が、分単位秒単位で管理していかないといけないのでかなり緊張感をもってやっています。
ぶっちゃけ本業では最近使っていないような集中力をここでは発揮していますw
これを一般的な個別指導塾の時給でやるのは忍びないとちょっぴり思ってしまうような過酷な仕事だと思います。
今回教えた中学生については初めて教える生徒だったので、これまでどういった実力の持ち主だったのかは詳しくは分からなかったものの、もう一人を教えながら所々演習を磨いている姿や書いている内容を見て自分なりにどういった思考法で問題に当たっているかという仮説をいくつか立てました。
解説の時間では、それぞれの仮説に基づいて質問をし、どれが当たっているかを 確かめ、これだと思ったものについて解説を行うと言う進め方をしました。
相手がどのように感じたかはきちんと確認はできませんが、 僕としては今までその生徒さんが考えてもみなかったアプローチでの解き方を提示することができたのではないかと考えています。
本来塾の先生の楽しみとしては同じ生徒を担当し続けることによって、その生徒の実力アップが目に見えると言うことがあると思いますが、残念ながら不定期で通うことしかできない
私にはそれができないのは申し訳ないし僕としても残念に思います。
ただ今回初めて、あくまで自分の感覚にはなりますが、 新しい価値を提供できたような気がして、本業ではなかったような充実感を感じることができました。
授業の後は講師室で教えた内容についてレポートをまとめるのですが、その時に他の講師達と打ち解けられるようになってきました。
大学生の講師も多いので年齢はかなり離れているためか、仕事としては僕の方が後輩なのに相手が相当僕に気を使っていてなんだかおもしろい関係だなぁと思います。
僕も大学時代のことが懐かしいし、 僕から見たら全然大したことのないような大学での悩みなどを聞くととても微笑ましい気持ちになります。
普段の会社では味わえないような日常があるのは、めちゃくちゃいいものですよ。
日常に飽き飽きしている人は、副業でなくてもいいと思うので何か新しい環境にチャレンジすることをお勧めします。
いよいよ週末ですね。
今週末は本気で出産準備に取り組みます。
寒くなってきたので皆さん身体には気をつけて良い週末を過ごしましょう。
それでは。