ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

【塾講師最終日】言えたサヨナラ、言えなかったサヨナラ

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さて来月からの育児休業取得のため、約3ヶ月にわたって続けてきた塾講師の副業についても一旦ひと区切り。

昨日はその最終授業でした。

↓【前回】

datsutokio.hatenablog.com

授業終了後、講師の皆さんには軽く送別会をしていただきました。

しかし生徒たちには塾長から今日が最終日であることは伝えないで欲しいと言われたので、自分の担当生徒にもお別れを言うことができませんでした。

これは少し残念でしたが、彼ら彼女たちにはこれからも楽しい人生を送ってもらえたらと思います。

さて、この記事では最終日の様子と、塾講師チャレンジを簡単に総括したいと思います。

 

最後の授業の様子

さて最後の授業はいつもの2人の生徒でした。

一人は高校1年生、もう一人は中学3年で受験生の女の子です。

途中何人かの生徒を担当したのですがこの二人が一番多い回数教えることができたので、彼女たちが最終回になったのは僕にとってはラッキーでした。

 

高校1年生の女の子は勉強が得意なほうではありませんでしたが、 家では親御さんに対して、僕がいい先生だと言ってくれていたようです。

周りの講師も、その女の子がよく笑って授業に参加していたのに驚いていたそうです。

僕としても彼女に対しては一人の人間としてきちんと向かい合って指導してきたつもりなのでそういう気持ちがきちんと伝わっていたのではないかと安心しました。

 

受験生の女の子はもともと基礎の力があったので、かなりレベルの高い考え方を教えてきました。

もう少し時間をかけることができれば、もしかしたらかなりの飛躍ができるかもしれないと感じていたのでここで終了となるのは少し残念な気持ちです。

ですがこの子もいつも真面目に僕の話を聞いてくれて、そして教えた内容をすぐ実践しようとしてくれていたのが分かったので、僕としてもに自信になりました。 

 

さて。
授業が終わるなり、当たり前のことですがいつも通り帰ろうとする生徒たち。

今日が最後だとは伝えることができなかったので、これから勉強も遊びもいっぱい頑張ってねという趣旨のことを言って送り出しました。 

やっぱりちょっと寂しかったです。

 送別会

授業終了後に残っていた講師のみんなと飲みに行きました。

講師の皆さんからも「是非また空いた時間に来てくださいね」という言葉をいただくことができ、短い期間でしたが そういう風に思ってもらえる関係を構築できたのは良かったです。

大学生講師が中心なのでいろんな大学の話も聞いているとなんだか昔にタイムスリップしたような気持ちになりました。

家に帰ったのは夜中の2時を回っていましたが色々な事を思い返してなかなか寝付くことができませんでした。

塾講師チャレンジを簡単に総括

さて以上が最終日の様子でした。
最後に今回の塾講師のチャレンジを通じて僕が感じたことをまとめておきます。

10代の素直な反応も見習うべき

まず何と言っても人生で最も多感な10代の子供達はとても反応が素直です。

社会人を長くやっていると、自分の言葉や態度が相手から見てどのように感じるかを先回りして決めるというのが当たり前になります。

従って例えばオトナの世界では「もう少し詳しく教えていただけますでしょうか」と言ったりするのですが、中学生や高校生の皆さんはもっとストレートに

「先生何言ってるかわからん」

と言ってきます。

他にも退屈したらあくびをするし、反対にしっかり腹落ちした時には満面の笑みを浮かべてくれます。

こういうストレートな気持ちの表現は大人になればなるほどどんどんと忘れていってしまうような気がします。

ヘタをすると同じ職場の人に対しても駆け引きをしてしまいがちなところですが、もっと面と向かって気持ちをぶつけるということは大人も忘れてはいけないことだと僕は感じました。

世間の"普通"を知った

嫌味な言い方になるかもしれませんが、僕は大人になるまでずっと勉強ができたし周りも勉強が得意な人ばかりでした。

そういった意味では今回いろんなレベルの生徒に触れることができ、偏差値で言うとこれぐらいならだいたいこれぐらいの学力だというのがなんとなくわかりました。

そしていわゆる”普通”の子のレベルというのも分かったのが大きかったです。

教えることに対しては手応えを感じた

僕は人にものを教えるのはどちらかと言うと得意な方だと勝手に思っていました。

それが実際に世間でどれぐらい通用するかを今回確認する目的もあったのですが、結果としては十分に戦えるレベルにあるのではないかという風に今は感じています。

もちろん短期間ではあったし、直接生徒からのフィードバックをもらえたわけではなかったので間違っている可能性も否定できませんが、目の前の生徒の反応などを見ている限りは自分ではそのように判断しました。

 

ということで、今回の副業全体のチャレンジについてはまとめた記事を別にアップする予定でいますが、僕にとっては今回のチャレンジはいいことずくめでした。

僕がもらったぶんだけ返せたとは思いませんが、とても良い体験だったことには変わりありません。 

そして副業全体としては、時間の許す限り今後の人生でもチャレンジしていきたいと僕は思うし、この記事を読んでくださっている読者の方にもオススメできます。

 

さて年末年始9連休のスタートです。

僕は本日からまた妻の実家でマスオさん生活を年始まですることになっています。

 

また 様子はレポートしていきたいと思います。

かなり寒くなっているので体調にも気をつけて皆様お過ごしください。

それでは!