ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

コロナ対応を見てコロコロ方針変えてる批判について

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ニュース見てたら、GoToトラベルキャンペーンにせよ、イベント基準緩和にしろ、政府の対応が二転三転しているという類の批判をよく見かけます。

が、コロナの状況が二転三転しているんだから対応が二転三転するのはむしろ当たり前じゃないかと思いますが。

6月末の収束ムードのときと、今の過去最高数値を更新しているときとで首尾一貫しているほうが怖いわ。

というか、首尾一貫してたら「状況の変化に対応できていない」とかいって批判するんでしょうけど(苦笑)

「初志貫徹」って美徳みたいなとこありますけど、心得のない人がやるとただの思考放棄ってのが陥りがちな罠だと思います。

だって、決めたときの状況と現在の状況を比べたら方針変えたほうがいいことっていくらでもあります。

特に時代の変化は速くなっていますからそれに対応していく能力も大事なんではないでしょうか。

いやそもそもダーウィンが『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』 と言ってました。

キリンが初志貫徹だったら今ごろ首が伸びる前に絶滅してます。
エサが高いところにしかなければ首を伸ばしましょう!
コロナが増えてきたら対応を変えるのは何も不自然ではない!

マスコミの目的関数は視聴率最大化なので、極端な意見を出すのが仕事です。
「対応を変えていいところもあるが、悪いところもある」とかじゃむしろ視聴者の方々が煮え切らなくて凸電してきてもおかしくない。

だから彼らは極端な意見で右に扇動しては、今度は左に扇動するマッチポンプなんです。

そういう煽られた危険思想が日米開戦に追いやり、10年前民主党政権に変わったのであって・・!
ちょっと話それてきたのでこのへんで終わり!

なんにせよ僕たちは中途半端な立ち位置でゆらゆらしてもいいんじゃないかではないかと思います。

だいたいのことって事態の全貌が明らかになっていないですし、いろんな案にはメリットもデメリットもある。

だからわからない部分の仮説の置き方にバリエーションがあって、さらに案自体にメリットデメリットが共存していると答えが1つに決まらないので、そもそも答えを決めてしまおうという姿勢自体に無理があります。

とはいえ『確からしさ』、つまり『起きやすさ』には差があって案にもその確からしさが影響をもたらすわけなので、これが起きた際にはこう、みたいなバリエーションを考える訓練をするのが市民が取りうる手段なのではないかと僕は思っています。

実際今回の新型コロナウィルスでは、感染拡大にばっかりスポットが当たっていて感染者を殲滅しないと気がすまない人も多くいます(マスコミがそういう方向に持っていっている感もありますが)。

しかし僕のコミュニティの中でアメリカで小児科医されている先生が教えてくれましたが、アメリカでは親が自粛のストレスで子どもに虐待したり、ティーンエージャーが学校がないので鬱病にめちゃくちゃなっていたりということが起きているらしいです。

罹るかどうかもわからない可能性の範囲を出ないウィルスを恐れる一方で、家族に暴行したり、鬱病に追い込んだりするという明確な実害が起きている現状も踏まえて判断しないといけないですね。

右往左往せず必要な情報を取捨選択できるようにしていければと思います。