ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

誰でも今日からできる『節約』の考え方

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今日はお金について書きたいと思います。
読者の方はお気づきかもしれませんが、お金を増やす話は僕はめちゃくちゃ好きなトピックなんです。

今日はある本を読んでお金の増やし方の超基本的なところで重大な見落としがあったことに気付かされましたのでそれをシェアします。

 

まず、僕はこれまでお金を増やす方法と言ったら資産運用みたいなことばっかり考えていたんです。
でも実はそうじゃない、というかそれも間違いじゃないけど二の次の話だということに気づきました。

どういうことか説明していきます。

お金を増やす方法は3つしかない

まずお金を増やす方法は全部で3つしかありません。

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 運用する

このうち僕は3の運用ばかり知識を深めていました。
しかし、運用というのは元手がないとできません。
あったとしても少なければそんなに意味がありません。

つまり、元手を作るためには収入を増やして支出を減らす必要があるのです。

しかし、収入を増やすというのは結構難易度が高いです。
具体的な方法とすれば、会社で昇進する、転職する、起業(副業)するという3つくらいでしょう。

これはどれもカンタンではありません。

というわけでこの本では2の支出を減らすということの重要性を説いているのです。

言われてみればまさにその通り!
かなりスッキリと頭が整理されました。

そして本ではこの支出を減らすという方法について詳しく書かれています。
それをポイントだけ書いていこうと思います。

支出を減らす節約の考え方

まず、支出を減らすというのは節約が基本です。
しかしこの節約というのはいたずらに色んなものをガマンすることを意味するわけではないのです。

え?そうなの?

という感じです。

なぜかというとひたすらガマンしても楽しくもないし長続きもしないからということらしいです。

確かに・・

そういう人間の煩悩を押さえつけるやり方ではなく、自分の心もそこそこ満足させつつ節約するための方法を科学的に解説されていきます。

まず節約するためには次の3つを徹底する必要があります。

  1. 同じ品質なら安いものを買う
  2. 同じ値段なら品質のよいものを買う
  3. 節約するのは買い物の頻度が高いもの

1と2は言われてみれば当たり前のことなのですが、実践できていない人多いんではないでしょうか?

これを徹底するだけで相当支出が減らせると思います。

たとえばコンビニや自販機で160円もするドリンクを買ってしまう人いませんか。
ドラッグストアへ行けば98円です。

またスマホのデータ量も使わないのに高いプランで契約したままにしておくのもこの原則に反しています。

そして同じ商品を買うなら必ず安い場所で買うことが重要です。
ガソリンなんかまさにそうですね。

逆に同じ値段を払うなら品質の良いものを買いましょう。

これは生命保険なんかも同じだと思います。
同じ掛け金なのに保障が全然違う、みたいなことは結構あるように思います。

そして3番め。
これは目からウロコの考え方でした。

本の中では例え話として『安いパンに高いカルピスバターをつけて食うべし』というのがあります。

パンにバターをつけて食べることに着目すると、まず煩悩を押さえつける節約だとパンもバターも安いものでガマンすることになります。
しかし毎日の朝食がこれでは生活が貧しくなるでしょう。

かといってパンもバターも高級品を選ぶのは明らかに節約とは正反対です。

したがって、パンかバターのどちらかを妥協するのが正しい節約だと筆者は言うわけです。

これはどちらだと思いますか?

僕はこれが目からウロコだったのですが、筆者はこれを購買頻度に着目して選択すべしと説くわけです。

そう考えるとバターよりもパンのほうが圧倒的に購入頻度が高い。
つまりパンで節約したほうが積み上がったときの節約度が高くなるというわけです。

確かに400円のバターを800円にしたって買う頻度が3ヶ月に1回程度ならパンで抑えたほうが効果がありそうです。
(ちなみに僕は調味料がうまければうまく感じるタイプ)

ちなみに同じことを僕が好きな勝間和代さんも言っていました。
勝間さんは素人料理は調味料にこだわるべきだと言っていて、その理由は調味料が良ければ大抵の人は旨く感じるというのと、調味料で奮発してもそこまで財布へのダメージがなく、健康にも良いからだと言っています。

この2つの話で僕は大きく頷いてしまいました。

僕の実践している取り組み

これらの考え方を踏まえて、僕は最も頻度の高い日々の食事から取り組むことにしました。

具体的には次のように買い物するようにしたところ、食費も抑えながらおいしい食事を楽しめています。

  1. 素材は節約要員。しかし陳列時の見た目の新鮮さにはこだわる。
  2. 調味料はアマゾンでレビューの高いものを買う。(醤油、みりん、酒、バター)
  3. なるべく大きいサイズをまとめ買い(500mlの飲み物はほぼ買わない)
  4. たまの外食は出し惜しみしない

僕自身、昔から食事については体の栄養ターンと、心の栄養ターンに区別して摂るようにしていて、平たくいうと"食えればいいターン"と"おいしいもの食うターン"にわけるなどしていたのですが、今回の本を読んでさらに立体感ができた感じがします(笑)

※何事も2軸の組み合わせができればバリエーションが爆発的に増えるのである

その他の記載内容

他にもこの本では、さらなる節約術が次から次へと展開されます。
衝動買いへの対処法とかスマホ活用術とかですかね。

節約の他にも投資についても書かれていますが、これは前に紹介した山崎元さんの『お金の増やし方』とほぼ同じことを言っているのでどちらか読めばいいかと思います。

 


具体的にはこのへんですかね。
まぁ投資の黄金法則ど真ん中なので、目新しくはないかな・・

「なんのこと?」という人は『自称お金のプロ(笑)』の方にカモられる危険性が非常に高いのでどっちか読むのを強く薦めます。

  • インデックスファンドのドルコスト平均法でほったらかし投資が最強
  • 税制優遇口座(NISA)を活用する
  • ぼったくり手数料の金融商品に手を出さない
  • マンションは買わない

今回はこのへんにします!