ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

男性育休の大きな声では言えない真実〜実はお金が貯まる〜

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今日で僕の男性育休もちょうど200連休目になりました。
いよいよ今月末で終了・・
早いものです・・

さて、たまにはこういうテーマで書いていくのもいいかと思います。

いくつかストックがあるので何回かに分けて書こうかなと。 

今回は男性育休は実はお金が貯まる話を書きます。

僕の実例からお話します。
僕の場合は育休中の半年で生活費のやりくりで150万円、資産運用で100万円の合計250万円資産が増えました。

育休中にお金が貯まるからくりは次の通りです。

  1. 収入の8割で生活していれば必然的に貯まる
  2. さらに節約で貯まる
  3. さらにゴミ金融商品に引っかからないともっと貯まる

です。

順番に説明していきましょう

収入の8割で生活していれば必然的に貯まる

まず育休前の話から。

僕は働いているときの家計収入は手取りベースで45万円の生活費が35万円という感じでした。

子どもが産まれてすぐ育休を取ったので家計収入は育児休業給付金のみとなりましたが、それが夫婦合わせて手取りベースで37万円あります。

なのでベビーグッズなど育児関連の一時的な出費を除けば、毎月の収支はそれでも黒字となるためお金が増えていくことになります。

つまりカンタンな算数からこういうことが言えるでしょう。

育児休業給付金になると手取り収入は8割になる
つまり、もともとの支出が手取り収入の8割以下ならお金は貯まる

よく言われる『8割で生活できるようにしろ』というのはここでも正しいことがわかります。

『8割で生活できるようにしろ』とは給料の2割を蓄えに回すことによって4ヶ月でひと月分の生活費を蓄える考え方です。

これをやれば1年働くごとに3ヶ月働かなくても生きていける余力が生まれることわけです。

実際に1年働いて3ヶ月休む人はあまりいないと思いますが、仕事でめちゃくちゃイヤなことがあったときや、どうしても何かにチャレンジしたくなったときのオプションを持てるというのが最大のアドバンテージ。

要は心の余裕貯金です。

それに加えてこの8割生活をしていれば男性育休を取ることでも収入面の心配はいらないことになります。

つまり、8割生活をしていれば毎月の生活費は育児休業給付金で賄えるわけですから、これまでの貯蓄からベビーグッズの一時的な出費を賄えばそれでOKというわけです。

節約でもっと貯まる

さらに嬉しい誤算がありました。

働いているときは毎月35万円の支出がありましたが、付き合いなんかも多かったんです。

それが育休で一気になくなったのと、3食ほぼ自炊をするようになったので生活費が23万円くらいまで一気に10万円程度縮小しました。
(とはいえ今年に関してはコロナの影響もあるとは思います)

あと、以前こちらの記事に書きましたが、無理のない節約方法を学んで実践したのも大きかったです。

www.zuboraikuji.com

こちらの本に書いてあった節約の3種類は次の通りです。

  1. 同じ品質なら安いものを買う
  2. 同じ値段なら品質のよいものを買う
  3. 節約するのは買い物の頻度が高いもの 

それまではよくコンビニで160円払ってコーラの500mlペットボトルを買っていたのですが、1の教えによりドラッグストアで1.5リットルを買う、とかです。

この考えは株式のような金融商品でやってない人多いです。
場合によっては手数料10倍以上払っている場合もあるので気をつけましょう。

なにわともあれこういう複合的な取り組みの結果、働いているときよりも貯蓄額が増えていくことになったわけです。

さらにゴミ金融商品に引っかからないともっと貯まる

実はこれ育休の隠れた恩恵じゃないかと思うのですが、僕は育休中に資産運用や学資についてしっかり学びました。

そうすると、マイホーム、学資保険、個人年金保険などの出産を機にセールスマンが親切顔をしながらオススメしにくる商品は結構ゴミが多いんだなということに気が付きました。

しかもこのゴミのタチの悪いのはうっかり契約してしまうと30年などの超長期の契約になっており、引き返せないということです。

もちろんメリット・デメリットをきちんと理解した上で購入するのであればよいのですが、すすめられるままに、とか周りもやっているからといった思考停止でやってしまうととてつもない損を長年押し付けられることになります。

特に学資保険なんていうのは完全なカモ刈り取りシステムなので腹が立つ。
その怒りはこの記事を御覧ください。

www.zuboraikuji.com

僕はジュニアNISAを使って400万円を投資して配当だけで年間20万円、20年で400万円増える、つまり元本2倍になる運用を始めました。

学資保険なんてせいぜい20年でやっと20万円増えて返ってくるレベルですが、僕の運用方法なら1年で回収できます。

しかもいつでも辞めて資金を現金化できます。
学資保険なんて10年以内に辞めようとしたら3割くらい違約金として持ってかれます。
セールスマンにキックバックは払われてますからね。

もちろん僕の運用も価格が下がればそのぶん運用益が下がりますが、それでも95%価格下落というリーマンショック2回分くらいしてやっと学資保険のプラスとトントンくらいです。

学資保険だけはマジでゴミ(大声)

セールスマンがどんなに親身になってくれても、『自分たちの飯のタネにするためにすすめてくる』という事実を忘れちゃいけないですね。

「銀行預金するくらいなら〜」

とかいう「アフリカの難民に比べたらあなたよっぽど幸せですよ」ロジックには引っかからないように!

まとめ

というわけで、男性育休を取ると次のようなメリットがあります。

男性育休期間だけを取っても預金残高はプラス
そして節約方法を確立できれば育休後も効き続ける
そしてゴミ商品を掴まなければ育休後も効き続ける

男性育休を取れない2大理由の1つは収入減少ですが、短期の収入減少を受け入れたほうがプラスになるケースがあるかもしれません。

というか努力次第でそうなります。