ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

男性育休記事を斬る〜男性育休を取れない原因

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さて今回も男性育休記事について書いていきましょう。

今回はだいぶ胸クソ悪い記事を取り上げます。

こちら。

news.yahoo.co.jp

中小企業で初めて男性育休を取った人が復帰直後に土日出勤あり、交代勤務ありの育児と全く両立できない部署に配置転換されたという件です。

この会社の社長の言い分はこんな感じだったらしいです。

古い価値観を引きずっていると言われる団塊世代の男性は、急激に移り変わる時代の変化を受け入れられない傾向が強い。実際、Sさんの会社の社長の言い分はこうだった。

「奥さんが家にいるのに、なんで男が休む必要があるんだ。会社は育休取得を拒否できないが、会社を休むやつは評価しない」

時代遅れもはなはだしい主張だが、このような価値観を持つ社長がワンマン経営していれば、一向に育児休暇を取得しようとする男性社員は現れないだろう。人手不足の課題を抱えやすい中小企業なら、なおさらだ。

まず本題とは関係ないですが、この記事を書いた人は、新しい価値観を先入観なしに受け入れていかないと、という主張をするなら団塊世代への決めつけも辞めたほうがいいですねw

アンタもたいがいだぞ!

まぁそれはさておき。

こういう主張を見て思うのはやっぱり必殺勝間和代の『時間割引率』の問題が双方にあるなぁと思います。

※時間割引率の話は次の記事に書いています。
www.zuboraikuji.com

しかしカネカの件にしろ、こういうのもう内部情報リークお構いなしで一気に拡散する世の中になっちゃったんで社員奴隷システムを採用している会社は気をつけないといけないですね。

いっそ社員の個人携帯は禁止して検閲できる業務用スマホを家族含めてもたせるくらいしないと秘密は守れなさそうです。

しかしこういう会社はぞっとしますね。
要するにいま余裕がないからいっときの欠員も出せないわけですよね。

僕は育休中に家事育児のスキマ時間に勉強してスキルアップすること、長年放置していた身体の不調を治すことを推奨しています。

育休明けに帰ってきたら体調万全、スキルも身につけてきた!

というわけです。

実際に僕もペラペラではありませんが、日常会話くらいなら英語を話せるようになりましたし、世界情勢について持論を述べることもできるようになりました。
接骨院や歯医者に行ったり、睡眠の検査をしたりと健康改善にも努めています。

僕は資格不要論者なので資格勉強はしていませんが、半年目標を持って取り組めば一流の資格合格も不可能ではないと思います。

そもそも男性の育休自体が会社にとって不利益でしかないという認識を改めたほうがいいと思いますし、それでもいっときの欠員も出せないような時間割引率の高すぎる会社は正直これからの時代ジリ貧です。

これは育休がただの氷山の一角でしかなく、そもそも会社の余裕のなさを労働者に背負わせている会社である可能性は極めて高いでしょう。

僕と同世代の友人でも年収1000万円を超えるような会社では最近は普通に男性も育休を取っていると言います。

逆に僕は地方住みなので、地元の人の話を聞くと「自分の会社では男で育休取るなんて考えられない」と言う人が多いです。

余裕がある会社は男性に育休を勸めるし、大体年収が高い人は勉強習慣のある人が多いと思うので勝手にスキルアップして帰ってきます。

そしてそういう会社こそ人も集まり、ますます人材の品質も上がっていくということになるでしょう。

そして労働者側もこういうダメな会社は見切りをつけられるように自分の価値を高めないといけないでしょう。
「辞めたくても貯金もスキルもないからどこも行けない」というのではこれからもこういう会社での圧迫に耐え続けるしかありません。

なので、男性育休が取れるか取れないかというのは、いざ妻が妊娠してさぁどうだ!?とかいう次元ではなく、もっと早い段階から勝負が始まっていると言ってもいいのではないでしょうか。

僕は男性育休はすごく満足しているのでこれからも取れる人が増えていくといいなと思います。

↓ちなみに男性育休のQ&Aはこちら。質問も受け付けています。

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