ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

222日男性育休終了!ブログも完走!

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ついに今日をもって222日に渡った僕の男性育休もおしまいです。

そしてブログも222日毎日欠かさず更新することができました!!
いや〜ついに終わりかーーー!!という感じです。

感慨深い・・

今日は大きなひと区切りということで長めの記事を書かせていただきます。

育休を取る前は役に立たなくて早めに切り上げることになってしまうのではないかとか色々心配をしていました。

実際に育休開始2週間で奥さんと朝の5時まで大げんかしたりもしました。

しかし、やっていくうちにいろいろな修正を重ねて、後半はかなり楽しく過ごせました。

思えば1.23の出産から約1ヶ月後に外出許可が出たものの、そこからコロナ自粛が3ヶ月、自粛が明けたと思えば8月に及ぶ長梅雨、それが明けたと思えば猛暑ととても気軽に外出できる感じではありませんでしたが、それはそれとして力強く家族3人で生きてきたかなと思ってます。

特にコロナについては僕に限らず、というより日常を過ごされていた方のほうが大きなインパクトがあったかと思いますが、それでも当初考えていた育休の過ごし方の多くを諦めなくてはなりませんでした。

一方でオンライン飲み会の文化ができるなど、大幅マイナスの中に少しだけプラスの側面もあったかとは思ってます。

僕は転勤族なので、リモートワークも推進される中、転勤のあり方自体が見直されるようなことがあればこれからの僕のライフデザインも大きく前進することになるので、コロナ禍から立ち直る際は前よりも進化していることを願います。

さて、育休最終日としてきちんと僕の気付きはまとめておこうと思います。

率直な今の気持ち

ついに終わりか、と悲しい気持ちでいっぱいです。
仕事に行くのも正直不安です。

別に家族と離れるわけじゃないのに悲しい。。
妻も口には出さねどなんだかソワソワしているように見える。

おもむろに子どもを抱きかかえてみると、子どもは状況がわかっていないのでキャッキャと楽しそうにしている。

パパは心と腰が痛いよ・・

二度とは経験できない貴重な毎日でした。

レベルアップしたぼく

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まず男性育休を取ったあと、今の僕のレベルアップした姿をご覧ください。

  1. 奥さんとの絆がめちゃくちゃ強くなった(当社比過去最高)
  2. 料理がひと通りできるようになった(買い出し・片付け含む)
  3. 英語やお金の知識などが身についてこれからの人生に幅ができた

ここからはあえて育児という観点は外しましたが、育児という点では授乳以外はだいたいひと通りやったかなぁと思います。
お風呂入れ、ウンチおむつ交換、離乳食あげる、寝かしつけ、遊ぶ。
このあたりはひと通りできます。

このあたりとっても合格点をくれるママさんもいらっしゃるのですが、実際は奥さんには遠く及ばないですし、育休を取った以上は特段アピールすることでもないかなぁと思ってます。

このブログでも再三書いてきましたが、僕の力の向け先は奥さん1番の子ども2番という順番でした。
試行錯誤の結果、どう考えても自分より奥さんのほうが子育てに向いていると思ったため、奥さんが子育てに力を振り向けられるよう僕は奥さんのサポートをしてきました。

結果的には僕たち夫婦にはそのバランスがよかったのではないかと思いますし、多くの夫婦に当てはまるバランスなのではないかと感じています。

男性育休を取る人に贈りたいメッセージ

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男性育休をこれから取る人に贈りたいメッセージはこちら。

  1. 育休はゴールではなくスタート
  2. 二人でやれば”自分らしさ”を実現できる
  3. 育休中も勉強と両立できる

私はグーグル先生に頼み込んで、毎日男性育休に関する記事を送ってもらってもらい、全てに目を通していました。

そこで感じるのは男性育休については取得することがゴールになっていて、育休中の過ごし方、育休後の過ごし方といった点について具体的な事例を見かけることがほとんどないこと。

しかし実際は子どもが独立するまで20年、奥さんとの生活は50年ほど残っています。
どう考えても育休はゴールではなく、その後の生活への助走期間です。
つまり、これから育休を取る方には育休後につながる時間の使い方、役割分担の仕方を模索してほしいと思います。

また、僕たちは夫婦揃って育休をとって、ふたりで家事と育児を分担してこなしてきましたが、やはりそれでも相当しんどかったです。
それを思うと育児と家事をひとりでこなすには相当な無理があり、人間らしい生活、いや自分のために使う時間を全て犠牲にしないと成り立たないくらいワンオペ育児は異常な負荷状態にあると思います。

ひとりの力が100あるとしたら育児にかかる力は180。
ひとりでやるのは異常な負荷ですが、ふたりでやれば20の余力はできるようなイメージです。

この余力が全く無いか少しはあるかの違いはとても大きく、上に書いたような将来を見据えて時間を使うことは余裕なしにはなしえません。

これまでのワンオペ育児ではある種自分を犠牲にして我が子に奉公する当たり前、みたいな風潮があったかと思いますが、やはり夫婦で分担することで長期的な目線で必ずリターンがあると思います。

3つ目は上に書いたこととほとんど同じです。
僕は人生で勉強することにはこだわりを持ってやってきた自負があり、仕事がどんなに忙しいときでも勉強だけは欠かさずやってきました。

そんなわけで育児を理由に勉強を中断させたくはありませんでした。
実際にはネントレに早期に取り組み、不完全ながらも夜20時には子どもが寝てくれるようになったので、しっかりと勉強時間を確保することができました。
また、Bluetoothイヤホンとスマホのフル活用で育児や家事をしながらでも勉強ができることを示しました。

この”ながら勉強法”については実は多くの読者の方がやってくれたようです。
感謝。

料理について

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料理については誰もが驚き、僕自身が一番驚いている進化なので書いておきます。
奥さんは料理ができるようになっただけでお釣りがくると言っていました。

僕は13年の一人暮らしをしておきながら自炊したのは10回もありません。
手も不器用でマメな性格でもない。

そんな僕がなんか料理はできるようになったという、僕ができるなら誰でもできるよ、というのを示せたのではないかと感じています。

手の込んだものは全然作れないですが、スピード、コスト面とおいしさのバランスを取るのが最適だと気づいてからはそれを頑張った感じです。

料理についての気付きはこんなところです。

  1. カレーより楽でおいしいレシピはたくさんある
  2. 専門的に学ばなくてもなんとかなるくらい情報が落ちている
  3. 学び方を誤らなければ自分で作ったほうが大体ウマい

人生で「自炊しているの?」と聞かれたら「カレーくらいしか作れないです」とカレーが簡単料理の典型であるかのように考えていましたが、実は世の中にはカレーより楽でおいしいレシピがたくさん転がっていました。

カレーは手順は簡単ですが、楽ではないです。
つまり、皮むき、包丁、火の番、容器移しというプロセスがある時点で結構めんどくさいんですね。

実は世の中には包丁もいらずにレンジでチンするだけで本格的な味わいになるレシピが溢れていました。
タッパーに入れてチンするのでそのまま保存もできるという(笑)

これ考えたやつ天才かよ・・

京大でこんなこと習ってねーぞ・・

こうなるとだんだんとコンビニに行って食べ物を買う時間的、金銭的コストよりも自炊のほうが勝ってくるんです。
その気付きが僕を料理に駆り立てていった感じです。

そしてネットの進化もあって、そういう主婦の知恵が結集されたような時間的、金銭的負荷の少ない方法というのが簡単に手に入るんです。

”適当にやってそれっぽく作る”という最も実用的なノウハウを試すと感動すらありました。

 

あと料理が作れるようになってよかったのはこれから50年使えることです。
おむつ交換も沐浴も正直数年ですが、料理についてはこれからもずっと使えるスキルです。

こういう点からも僕は家事メインで過ごす育休を推しています。

このブログについて

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さて、このブログは育休中1日も欠かさず更新しました。

おかげさまで1100人を超える読者の方に読んで頂くことができました。
ありがとうございます。

とはいってもこのブログ、最初は人に見せるためというより自分の記録として作り始めたものです。
誰かの役に立つといいなぁとは思っていましたが、男性育休に関する関心の高さもあってかたくさん読んで頂くことができました。

一応毎日更新を自分に課してやってきましたが、仕事も始まることと、量より質を上げていきたいと考えから毎日更新はいったんストップします。

ペースはこれから決めますが、週1か2+気まぐれでいこうかと思っています。

今後について

このブログも300記事を超え、本にすると5冊分くらいの情報があります。

しかし、日々の記録として書いたものなので、情報としてのまとまりに欠いているところがあります。

しかし僕の中で男性育休に関する一定程度の知見が貯まったこともあり、電子書籍にまとめて出版しようかと考えています。

鉄は熱いうちに、ということで年内完成に向けて取り組もうかと思っています。
このブログでも進捗をお知らせしていきたいと思いますのでよろしくおねがいします。

もし読んでみたーい!とおっしゃる方いらっしゃいましたら教えてくださーい。
もしかしたら事前に試し読みとかお願いするかも・・

最後に

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育休が最後ということで寂しさはありますが、上にも書いたようにこれからが本当のスタートだと思っています。

悲しい、寂しいはいつまでも引っ張るものじゃないですし、これからはひとりでも多くの男性の育休が有意義なものになるよう全力で応援していきたいと思います。

まだまだこのブログも発展させていくつもりなので引き続きよろしくおねがいします!!

ズボラ夫コミュニティもよろしく!

育児などでみんなで相談するコミュニティですが、引き続きほそぼそとワイワイやっております。

もし興味ある方はご参加くださいませ!!

www.zuboraikuji.com