【育児本まとめ】(ジーナ式)カリスマナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座
どちらかというと"ジーナ式"の呼び名で有名な赤ちゃんのネントレ本の権威です。
今回はこのネントレの大家を5分でわかるレビューにしていきます。
ちなみに我が家では退院後にジーナ式を試そうとしたのですが、なにぶん妻の実家でいたことや、あまりに僕たちが右も左も分からない状態過ぎて一度諦めました。
しかし、最近自宅に帰ってきたことと、赤ちゃんがかなり日中ワンワン泣いてしまうので今週から我が家でも再チャレンジしています!
今のところ夕方にはお風呂に入れて、午後6時には寝かせており、なんとか良いスタートは切れております!
我が家の事情も追って報告していきまーす。
ジーナ式とは
ジーナ式の目的
お腹がすいた疲れているなどのメッセージを読み取り、赤ちゃんがあなたにどうして欲しいのかが手に取るようにわかるようになる。
結果として全ての欲求を満たされ、生後6週から10週には夜通し寝るようになる。
そして1日に泣く時間が5〜10分程度になる。
- 退院初日から日中の授乳と睡眠の時間を完全にコントロールすることによって夜通し眠るようにすること
- 具体的には必要十分な量のおっぱいを与えること、および寝付きのサインをしっかりと赤ちゃんに覚え込ませることによってひとりで眠れるようにすること
- そのために十分な母乳が出るようにしっかりした母体管理も行う
ジーナ式の他方式への立場
- 赤ちゃんがほしいときにほしいだけおっぱいを上げる方法(ディマンドフィード)は母乳が必要な量だけ出なくなるリスクが極めて高いことにより全否定
- 多くの親が陥る"ねんね=ゆらゆら抱っこ・おっぱい・ドライブ”というやり方は、これがないと眠れなくなることから全否定
ジーナ式の基本的な考え方
ジーナ式は夜の午後10時30分に就寝し、朝の7時まで眠れるようにするための方法。
そのために、どうすれば夜の22時30分に穏やかな眠りにつくことができるかを逆算して組み立ててあります。
- 赤ちゃんが夜通し眠ることができるようになるには毎日同じ時間に就寝し午後7時から10時の間にぐっすり眠ることが重要
- 午後6時の授乳でしっかりおっぱいを飲み、午後7時から10時の間によく眠れれば午後10時には心身ともにリフレッシュしておっぱいをたっぷり飲む準備もできている
- 午後5時から6時15分の授乳時にお腹を空かせて飲みきるように日中の授乳や睡眠時間を管理する
睡眠の環境
- 赤ちゃんは退院初日からこども部屋でひとりで寝かせる
- 赤ちゃんが眠る時には必ず暗い部屋に連れて行く
- 夜寝る時は真っ暗になるようカーテンを設置する
1日のスケジュール
月齢によって昼寝の時間は異なるが、大まかな流れは次の通り。
細かい月齢別の違いは本編第6章を参照してください。
- 必ず朝7時から始める
- 午前7時から午後7時の間に最低でも6から8時間は赤ちゃんを起こす
- 眠っている時間と目を覚ましている時間をしっかり区別させる
- ベビーカーでうとうとする赤ちゃんは昼寝時間に外出する
- 赤ちゃんが眠る時には必ず暗い部屋に連れて行く
- お風呂を出た後は目を合わせたり話しかけたりするのも控える
- 赤ちゃんが眠り込んでしまう前に素早くでベビーベッドに移れるように就寝前の授乳は必ず赤ちゃんが眠る部屋で薄明かりの中で行う
- 夜7時から朝の7時までの夜中の授乳は赤ちゃんに話しかけたり刺激を与えない
その他の注意点
疲れすぎに注意
3ヶ月未満の赤ちゃんは決して2時間以上続けて起こしておいてはいけません疲れ過ぎで上手に寝付くことができなくなります赤ちゃんが疲れすぎてしまうのは興奮させすぎるのが原因赤ちゃんが疲れすぎるとウトウトと自然に眠りにつくことはできなくなる
おしゃぶり
- 上手に使えばおしゃぶりは素晴らしい武器になる
- ただし、ベビーベッドの中ではおしゃぶりをあげない、眠らせない。
それが癖になってもう一度寝着くためにおしゃぶりを欲しがるようになり何度も目を覚ますようになる。 - 歯が生えてからもおしゃぶりを使っていると歯並びが悪くなる
夜中の対応
夜中は絶対に必要な時だけオムツを替える
泣いてしまう赤ちゃんへの対処
どうしても赤ちゃんがギャン泣きしていると困ってしまう我々日本人・・
しかし、十分な栄養を与え、睡眠時間を取っていればしばらく泣かせていても罪悪感を感じる必要もないし、放っておいても構わないとのこと。
逆に"ねんね=ゆらゆら抱っこ・おっぱい・ドライブ”をやるほうが長期的にマイナスというのがジーナ式の立場です。
- ベビーベッドに一人残して泣かせたままにしておくと精神的ダメージを受けるのではと心配するかもしれないが、きちんとスケジュールを実践していればその心配はない。
- 赤ちゃんを泣かせたままにしているのであってママのせいで赤ちゃんが泣いているわけではない。赤ちゃんが寝付こうとしているときにしばらくの間泣かせていても罪悪感を抱いたり残酷だと思うのはやめる。
- 5分10分したら必ず赤ちゃんの様子を見に行く
- 泣かせたままにされたことがないと大きくなってから一人で寝付く方法を身につけるのがもっと大変になる。長い目でみれば赤ちゃんは一人で眠りにつくことができるハッピーな子供に成長してくれる。
- しっかりおっぱいを飲んで疲れすぎない程度に起きていた赤ちゃんであればあっという間に一人で寝付くようになる