ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

【必読】子持ちなら読んでおきたい記事を紹介

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いや〜これは頭の外にいたワ!という記事を見つけたのでシェアします。


news.yahoo.co.jp

正直タイトルだけみて「まーた理解のないやつおるワ」と思って半分憤りながらリンクを開いたのですが、完全に早とちりでした。

子どもが産まれてはしゃいでいましたが、こういう子どもがいない人から見て泣きそうになるくらい不快に感じるという人もいるということ。

いや、たしかに僕も不妊期間が4年弱あったのでこういう人の気持ちはわかっていたはずなのですが、いざ子どもが産まれたらはしゃいでいたというのが現実です・・

猛省

具体的に子なしの方が感じる嫌だと感じることを抜粋します。

不快な経験として「子どもがいるといかに素晴らしいか聞かされた」(54件)が最多で、「なぜ子どもを作らないのか原因を追及された」(37件)、「子どもがいることが、いかに大変か聞かされた」(35件)、「子どもがいないことで人より劣った者として扱われた」(22件)と続いた。

うーん、難しい問題ですよね。

作らない原因とかって欲しくてもできない人もたくさんいるわけですが、そういう経験が全くない人からしたら想像外なんだろうなと思うことはよくありますね。

無邪気さが人を傷つける

この問題の根が深いところは言っている側に全く悪気がないことなんですよね。

実は僕は体質的にお酒が飲めないのですが、飲みに行っても普通に割り勘になることが多い。

僕はソフトドリンク2杯くらいしか飲まないので食事入れても4千円いくことすらマレだと思いますが、たとえば3人で3万円だったら「8千円でいいよ」みたいなこと言われるんですよ。

オーイ

て感じですよ。

俺がおごってやってんのになんでおごってやったみたいな顔されなあかんねんという。

でもこういうことたまに愚痴ると

不満なら自分も飲めばええやん

て言われたこと1回だけじゃないんですよ。

↓ちなみにブログ開始当初のプチヒット記事 

www.zuboraikuji.com

見えない部分を理解するのは難しい

この問題にせよ酒の問題にせよ結局見えない部分を想像するのが人間はとても難しいということを示唆しています。

子どもがスムーズにできた人は子育てがすごく大変だという部分に不満を持っていて、それを吐露するわけですが、子どもがほしいのにできない人にとってどう感じるかはなかなか見えない。

僕も不妊で悩んでいるという話をしたら、うちも不妊だったんです、という人がいて、聞いたら不妊は半年だったということもありましたw

一方で時短勤務の人はフルタイムだけどアフターファイブを充実できる人よりもトータルハードなことが多いと思いますが、職場での姿しか見ていないと人に仕事を負担させているように見えてしまう。

お互いがお互いしんどいことがあるのに、見えている部分で自分のほうがしんどいと思ってしまうから不満になってしまうんですかね。

育休推進の裏側

最近特に男性育休を義務化するような強制力をもって育休を促進する動きがありますが、普通に考えて仕事の総量は変わらないと思われるので、そのぶんを子がいなかったり、ワンオペでやってきた人たちに振られることになります。

そう考えると上に書いたような不満もさらに強化されそうですね。

今でこそ不妊治療が保険対象になる話も出てきていますが、現状は不妊治療は保険が使えないので、自分の社会保険料が子育て世帯に使われていくのも違和感があります。

子育て関連はダイバーシティの観点がお互いがお互い「自分はこんなにしんどいのにおかしい!」と言い出しづらい雰囲気になっています。

なので当人は言い出しづらいなら対岸にいる人が声を挙げていくしかないです。

僕なんかは不妊期間もあり、育休を取ってるしで比較的どっちの意見も言いやすかったりするんでしょうか。

ちょっと考えてみます。