ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

男性育休記事を斬る〜24時間育児専念脳

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今日は橋本マナミさんの記事から。

橋本マナミさん知らない間に出産されていたんですね。
すみません、そもそも橋本マナミさん自体をよく知らないことに気が付きました。

さて記事のソースはこちら。

news.yahoo.co.jp

さて、橋本マナミさんは産後4週間でテレビ番組にリモート出演したところ、「早すぎる」批判があったとのこと。

橋本は「ニュースのコメントを見ると『ちょっと早すぎるんじゃないか』とか『子供に愛情が足りない』とか、批判的なものが凄く多くて」とコメントに胸を痛めたという。

まずリモート出演するだけで子どもに愛情が足りないって思考なかなかヤバいですね。
古い固定概念に縛られすぎてる、と橋本さんはコメントされていますが、そもそもこんな考え方は新しい古い以前に「ズレてる」と言ったほうがいいでしょうね。

次。

妊娠中にも『子供ができました』と周囲に報告していたら『産んだら育児に専念してだんなさんを支えて仕事をしばらく休んだ方がいいね』という意見が多くて。

出た『24時間育児専念脳』

www.zuboraikuji.com

子どもを産んだら24時間育児と家事に専念しないといけないと考える脳の病に侵されている人がまた産後の女性を攻撃しているのか。

この記事でも女性だけが子どもを育てるというのが古い価値観と言われていますが、僕はそれも違うと思っているんですよね。

実は人類の歴史って500万年くらいあるわけですよ。

そのうちの99%は集団生活して、村の中でみんないっしょに暮らしてました。
男は狩りに出て女性と老人がみんなでみんなの子どもを育てていたわけです。

そこから考えたら核家族になったのってここ50年くらい。

だから我々が『古い価値観』っていってるものって人類の歴史から見れば全然新しいです。

実際に人類にはまだまだ狩猟生活時代の名残りをかなり感じます。

たとえば男性は狩りに出ても村に帰ってこられるように現在地を俯瞰する能力に長けています。
それは今でいうと『地図を読む』力です。
今でも男の子は5歳くらいでこの能力を身につけるそうです。

一方で女性は女性同士で長い時間過ごすのでお互い共感する能力に長けています。
共感することで子育てや生活の知恵を共有していたそうです。

また赤ちゃんを見ると、移動中は静かにしています。
これは恐らく狩猟生活時代は移動するときは静かにしていないと生命の危険があったからではないかと思ってしまいます。

そのほか、赤ちゃんは夜泣きをしますが、これも現代の生活スタイルからすると全く不要のものに見えます。
しかし恐らくこれも集団生活をしていてきちんと大声でアピールしないといけなかった時代の名残りなのではないかと思います。

このように僕たちの性質も世間の人が言う『従来の育児』時代とは全くマッチしていないわけですね。

だからついクラシックvsニューノーマルみたいな二項対立で子育てを語ってしまいがちですが、僕は狩猟生活時代の人から見たらどっちもニューノーマルでしかないし、まだまだ人間の性質は追いついてきてません。

だからもっと視野を広げて考えていく必要があるかと思っています。