ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

【第3回】素人が投資で勝つ方法

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僕の持っているお金の知識を全て晒すシリーズの第3回です。
このシリーズ、個別にリクエストを送ってもらっていたりと反響をいただきありがとうございます。リクエストに答えられるよう頑張っていきます。

さて今回は素人が投資でどう勝つかについて紹介します。
とはいっても実はこれについてはある1つの歴史法則が今後も続くと仮定すれば数学的に答えが既に出ています。

それは【長期✕分散✕積立】という考え方です。
これが素人が投資で勝つ唯一の方法と言っても過言ではないのですが、実はこの方法はあまたのプロの方々に歴史的には圧勝してきた方法でもあります(笑)

いや、プロであっても大きな歴史のトレンドには逆らえないというのが正しいかもしれません。

今回はこれを株式投資の世界をもとに、投資全体の考え方を解説します。

もしかしたら聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これがなぜ投資に適しているかを順番に書いていきたいと思います。

投資は【長期✕分散✕積立】でほぼ確実にプラスになる

これは非常に重要な考え方です。
もちろん未来のことは誰にもわかりませんが、歴史的に見ればこれがほぼ成り立っているのです。

すごいと思いませんか??

実際、ここでいう長期とは20年以上を指しますが、過去のどこでも好きなとある時点にタイムスリップして日経平均株価やNYダウを買ってそのまま20年放置しておけばプラスになっているのです!

たとえバブル崩壊の直前に買ったとしてもです!
それではこの【長期✕分散✕積立】が投資に最適な理由をそれぞれ説明していきましょう。

長期

長期であるほど有利、これは前回の講義でも書きましたが、次の2点が言えるからです。

  1. 経済は膨張し続けている=株価は上昇する方向
  2. 複利は長期であるほど効果を発揮する

つまり歴史的に見て経済全体は成長トレンドであり、かつ複利効果で元本を雪だるま式に膨らませることによって運用益を出せるというのが大枠の考え方です。

分散とは

ここでいう分散とはなんでしょうか。

それは手持ちの資金を1点に集中するのではなく、小さく分けて色んなところに投資することを指します。

恋愛を例に取ると、大好きなA子ちゃんに全財産を費やすのは全く分散ができていません。
なぜならÀ子ちゃんとうまくいけば万々歳ですが、もし振り向いてくれなければあなたはすっからかんになるからです。

これに対して分散とは、(倫理的には置いておいて)クラスの全生徒に少しずつ予算を分散させることで、1人がダメでも他で補えるようにしておくことを言います。

株の世界で説明します。

たとえば日経225は国内主要225銘柄の株価の平均値です。
ここでいう主要銘柄とはソフトバンクトヨタ任天堂など色んな業種の株が含まれています。

つまり、分散できていない投資はこのソフトバンクトヨタだけに全資金を投入することを指します。
この会社がうまく波に乗るかもしれませんが、反対に重大な事故なんかが起きたり最悪倒産したりすると一気に資産を失うことになります。

これを別の言葉でいうとハイリスクハイリターンの状態です。

それに対して日経平均株価に連動するパッケージ商品があります。
これはインデックスファンドと呼ばれたり、インデックス型の投資信託と呼ばれたりしますが、これを1つ買うことは主要225銘柄をそれぞれ1/225ずつ保持している状態になります。

つまり1社がつぶれても他でなんとなるのでリスクとリターンを分散させることができるわけです。
しかも繰り返し書いているように、株価は長期的に見れば上昇トレンドですから個別銘柄と心中するのではなく全体の大きな流れに乗るやり方、それが分散投資なのです。

積立投資

積立投資とは毎月決まった日に同じ金額、同じ商品を買い続けることを言います。
これは別名"ドルコスト平均法"とも呼ばれる株式投資における鉄板の投資方法です。

これも上に書いたリスク分散の1つです。
上の話は銘柄を分散させることでしたが、積立投資は資金を投入するタイミングを分散させることでリスクを分散させることを指します。

たとえば、今月新型コロナウィルスによる全世界株安の状況ですが、先月のとある日に全資金を投入していたら今ごろ一気に3割くらい削られています。

資金を投入するタイミングを1点にしてしまうと、たまたま高値掴みをしてしまったときに一気にマイナスを食らうことになるのです。
もちろん逆もありますが、要はハイリスクハイリターンだということです。

これに対してたとえば資金が100万円あるとして、これを100ヶ月に分けて毎月1万円ずつ積み立てていくと、高いときも安いときもありながらもリスクを分散させることができます。

ネットの拾い物ですが、ドルコスト平均法で投資した場合の推移をグラフにしたものです。

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青線の株価は全体としては下げトレンドになっていますが、それでも投資成績はプラスになっています。

なぜこんなことになっているかというと、毎月2万円ということは株価の高いときには買う株数が少なくなり株価が低いときには多くの株数を買うことができます。

これにより高値掴みを少量に、値ごろなときに沢山株を持つことができるため、株価の実質購入価格を低く抑えることができるのです。

したがって、積立投資はリスクを分散しながら投資成績で見ても有利な方法なのです。

まとめ

ここまでで【長期✕分散✕積立】の解説は以上ですが、みなさん何か気づいたことはありませんか?

そう。

株をやるのに経済の知識は不要
購入時期と投資先を分散させてあとはじっと待つだけ

ってことです。

繰り返しになりますが、"経済は長期的には成長し続ける"というのが前提になっているので、それを信じるかどうかということになります。

そして、以上が株式投資を前提にした投資方針でしたが、これをベースにすると他の投資についてもある程度の目利きができるようになります。

たとえば首都圏で流行っているというマンション投資。
こちらについて次回は考えていきたいと思います。

みなさんも上の内容を踏まえ、考えてみてください。
答え合わせは次回にします。

【お金の知識を晒すシリーズ】
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