ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

昨日やっていた新型コロナ報道をみた違和感

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我が家はテレビがPCディスプレイ兼用になっているので起動させたところ、報道(ワイドショーかもしれない)がやっていた。
(ちなみに私はテレビは大河ドラマくらいしかみてません。しかしせっかく明智光秀が主人公なのに回数減は悲しい。第六天魔王の呪い強すぎやろ・・)

僕がつけたタイミングでアナウンサーと思しき人がこんなことを言っていました。

「医療現場ではまだまだ厳しい状態が続いています。本当にありがとうございます。僕たちにできるのはきちんと情報を届けることです。」

そのあとのコーナー。

”なぜPCR検査を受けられないのか?”

と題して、とある男性のエピソードを紹介。

彼は平熱が低いがために37.5℃条件をクリアできず、PCR検査を受けられなかった。
が、味覚障害が出て再度保健所に連絡したところ、検査を受けることになり、結果陽性判定を受けた。

しかし特に症状が重くないことから処置は特になく自宅療養になり体調回復。

そしてこの人の訴えは「PCR検査を受けて陰性が出ないと安心して外出できない。このままでは自宅待機を続けないといけない」という主張。

なぜPCR検査が受けられないのか?という問題提起でVTRは終了。

はい。
いったんここまでです。

番組を途中から見始めたからなのかな、全く話の筋が理解できなかったんだけど・・

僕がこれまで自分で調べてきた範囲の理解だと、検査は処置の仕方を判断するために行うものであり、処置に変わりがなければ検査自体に意味がない。

実際にこの人は陽性が出ても特に処置をせず自宅待機を続けている。
少し前にコロナかかった人の手記を読んだが、医師から「陽性でも陰性でもやることは変わらないから検査を受けても受けなくてもいいけど、どうする?」と言われたと書いてあった。

確かにその人の症状が急変するリスクはあるが、すでに重症化しているケースで医療リソースが逼迫している以上、顕在化していないリスクは後回しにせざるを得ない状況なのではなかったのか。

この人は自分が外出するためにしてほしいと言っているが、検査精度が100%じゃないことも知られているところ、陰性が出たからといって陽性でないとも限らないわけです。

それを陰性の結果を持って外出していいと判断するような人がいるからそういう目的でのPCR検査のリソースも逼迫しているなら後回しにならざるを得ないと思う。 

(最近基準が変わったようだけど)確かにPCR検査で2回陰性が出ないと退院とはならないから、検査しないことにはどこには行けなくなってしまう。

しかし、残念ながら今すぐ何か対処しないといけない患者さんと、見た目元気になって自由の身になりたくてウズウズしているがいたらやはりヤバイ人から対処していかないといけないと思う。
(もちろん必要な人に必要な検査ができていない状態は、医療リソースの拡大とセットで改善しないといけないとは思うが)

ということで、朝からモヤモヤしていたらこんな記事を発見。
PCR検査増やしても意味ないと何度も言ったのに、PCR検査が必要という流れで映像が編集されたらしいです。

teamwada.net

これが多くを語っている気がするな・・。