ズボラ夫の男性育休 123×222日

1.23生まれの娘と始める男性育休222日の軌跡。京大出たのに専門卒の嫁の尻の下。俺のスゴさはブログで出すぜ!男性育児、男性育休、家族の資産形成、育休中の勉強法、プログラミングについて書きます。

兼業に向けた第一歩

こんばんは。脱時男です。 


自分が本当はやりたかったこと 

 

我が社では副業は許可制ではありますが、認められています。

社内の審査はそれほど厳しくはなさそうなのでひとまずやることから決めていきます。

 



副業を選んでいく基準としては色々あるとは思いますが、やはりなんといっても「やりたいこと」から決めていくのがいいと思います。

実は自分にはずっとやりたいと思っていたことがありました。

それは自分の塾を持って子どもたちに勉強を教えたい・・
それが自分が昔から持っている夢でした。



副業や兼業というと、どうしても不労所得に近いものを目指すイメージがあるものですが、塾というとそれとは正反対・・


ではありますが、まずは自分の力量をきちんと見定めること。
それが大事だと思ったのが1つ。


そして塾の可能性というのは収入面でも大きな可能性を秘めていると思っています。
もちろん不労所得にはなりえませんが、授業料×生徒数という式で収入が決まることを考えると、たとえば2時間3,000円の授業を50人に対してできれば時給は7.5万円になります。

この講座を土日や平日夜を活用して4回できれば月収60万円にもなります。
こうなると十分見合うものになるのではないでしょうか。

とまぁ夢みたいな話ですが、夢もみないと何も始まらないですから・・。


ということで、ひとまずバイトでもいいからとりあえずノウハウは身に付けたい・・


そう考えました。

 


塾について調べてみた 


こちらは地方住みにつき、東京や大阪のようないわゆる予備校のようなものはなく、ほとんどは個別指導というスタイルのもの。



グーグルで「個別指導」を検索すると我が家の周りにもめちゃくちゃたくさん表示されます。


ひとつひとつホームページを確認。
そんな中WEBで簡単に応募できるところがあったので登録。


これのいいところはいい求人があれば連絡を受けるための登録であり、どんずば求人応募ということではないことも大きい。



名前や年齢、住所などを書いていくが学歴欄も。
こういうときに京大卒を書けるのはラッキーだ。



兼業であることも備考欄に書きつつエントリー完了!
ものの数分でできた。
(一部修正しようとちゃんとフォーム内の「修正」ボタンを押したのに全部消えたのは笑ったが)

 


意外なトントン拍子  


さて、そうすると今日の朝に早速着信が!!
いやいや、仕事中だし出れねーって。



昼休みにワクワクしながら電話すると総合受付みたいなところで、希望校舎のヒアリングと面接日の登録が求められた。


いやいや、こっちは兼業だからまず条件をきっちり確認したいと申し出たが、それは全部面接で話してくれとのこと。

それで折り合わなかったら辞退してくれても結構とのこと。


こちらとしてはそれでもいいが、相手の会社としてはめちゃくちゃコスパ悪くないか?と思ったが了承。



週明け面接を予約。
履歴書書くのはいつぶりだ・・?


その後午後に面接を受けに行く校舎の責任者の方から連絡があった。
話してみると、自分が兼業を希望していることも伝えられておらず1から説明することに。



聞くと、その校舎はフランチャイズで経営しているようで、要は全国型の塾の看板を借りて商売しているとのこと。

自分としても兼業で迷惑はかけられないから色々事前に条件を確認しておきたいと申し出たところ、


「もしよかったら一度こちらに来て話しませんか?
このあととか?」


と言ってくれた。


これはなかなかトントン拍子に話が進むぞ、と早速承諾。

初めての兼業候補先への訪問 

 

さてさて、連絡を取り付けた塾には夜21時に行くことになっていました。

早めに帰宅していたのですが、妻が妊婦であり、その日はたまたま体調が悪そうだったこともあって夕食の用意をしました。

 

それでは早速外出の準備・・

このわたくしは普段本業のほうではスーツを着て仕事していません!
完全内勤であることをいいことにスーツを着ていないものでして、21時前にいそいそとスーツを取り出して着替えました。

こんな格好で会社の誰かにばったり会ったらなんと言い訳するのがいいのかなぁ?とか思いながら車に乗り込む。


塾は家からめちゃくちゃ近くて5分くらいで到着。

当然ながら知り合いにあることもないw


塾は2階にあってドキドキしながら登る。
あまり人気もなく、そわそわ。

重厚そうな鉄の扉を開けて入ってみる。

そうすると意外にも中は賑わい。
小学生から高校生らしき姿、そして若い先生の姿が見える。

ほどなくしてアポを取っていた責任者が出てきてくれた。


打ち合わせコーナーのようなところに案内され、質問を促してくれた。


正直自分は家庭教師の経験はあるものの、塾は通っていたことしかないし、ましてや個別指導というものは全く知らないのだ。

そのことを正直に申し出たところ、

「まずは見てみますか」

と塾内を案内してもらえることになった。


全くイメージが湧かない自分にとってはとてもありがたい。


ちょうど授業の時間だったようで大小さまざまなブースに分かれて授業が行われている。
3人同時に教わっているところもあれば、マンツーマンでレッスンしているところもある。

どういうルールでやっているのかはよくわからなかったが、おおよそイメージを持つことはできた。

 


勤務時間や給料の確認

 

打ち合わせコーナーに戻って質問タイム。


まず1番気になっているところから。
シフトに入る時間の決め方だ。

兼業サラリーマンにとってシフトに入る時間というのは非常に重要だ。

なぜなら日頃の仕事には忙しいときもそうでないときもあり、
毎週水曜の19時!
みたいな入り方はとてもじゃないができない。

来週の予定なら大体約束はできそうではあるが、1ヶ月分ともなるととてもじゃないが約束できない・・


そこのところはというと・・

「担任制を取っているのですが、担任を持たなければ自由な時間で問題ありませんよ。
むしろ生徒に人気が出なければ授業を受け持つこともできないですから。
先生の割り当てができていないコマを打診して、来れそうなら来ていただくという働き方でも大丈夫です」

これはなかなか面白そうだ・・!
固定のシフトを持たなくて良い、いや持つことができない、人気次第というのは本業で収入を確保した上でやる副業としてはかなり面白そうな印象を持ちました。


次に気になるのは教える学年や科目というところ。
これについては色んな生徒がいるので大体要望には答えられると思うが、大体英数を抑えておけばなおよいと思います。

とのこと。

その他採点やテスト作成など諸業務もあるとのこと。


最後に気になるのは給料。
とはいっても実は正直そんなに気にしていません。

もともと本業の年収は900万円以上はあります。
塾のバイト収入目当てではもともとありません。

バイトの目的は自分の実力のほどを試すことと教育業界の習熟が一番の目的です。

 


(参考)私の兼業単金

 まぁ誰かの役に立つかもしれないので、書いておきます。
50分授業で次の単価です。

小学生・中学生 1000円
高校生 1300円

これに同時に教える人数に応じて数百円のオプションが加算される仕組みです。
中高生は80分授業なので1コマやれば大体2000円前後という計算になります。

月に10回、週に2回ペースでやっても2万円程度。
今のところ週に2回やるのは厳しそうなのでお小遣い程度、というところですね。

次回は社内での兼業申請の話を書きます。